totoを当てる日

サッカーくじtotoを当てて人生を変える話

自習室にて

僕は今、自動車教習所の自習室にいる。

三方を衝立に囲まれた静かなスペースで、絲山秋子の「小松とうさちゃん」という本の中の「ネクトンについて考えても意味がない」というお話を読み終わったところだ。

こういう仕切られた空間というものは、最近よくあるのかもしれないが、僕自身はあまり利用する機会もない。読書にはなかなかいいもんだな。

 

日曜日なので、高三の娘の教習所の送迎に来た。2コマ続きの教習なのだが、一度家に帰るのも面倒だし、かと言って二時間半の時間を潰すのは長すぎる気がした。

本屋さんを探して、歩いて行くことにした。ウォーキングも兼ねて往復で一時間ほど歩いた。

本屋さんではビートルズのギター弾き語りの楽譜本を購入した。以前から買おうか迷っていたのだが、今日は僕の誕生日でもあり、自分へのプレゼントみたいな気持ちでちょうど見つけたその本を買うことにしたのだった。

そして教習所まで戻り、こっそりと自習室に潜り込んで、持ってきた図書館本の「小松とうさちゃん」を読んでいたわけだ。絲山秋子さんは、最近何冊か続けて読んでいる。

「ネクトンよりもプランクトンタイプの人間」というところに共感した。そして何だかブログを書いてみたくなった。

 

娘は昨日、仮免許に合格した。

AT限定ではなくMT免許だ。時々エンストはするらしいが、まあまあ普通に運転はできているようだ。

車の運転という共通の話題があるおかげで、最近は娘とも仲良く喋っている。

初めてのバイトも始めていて、様々な新しい経験の話を聞きながら、こっちも楽しい気分になっている。あれが難しいんだだの、大変なんだだの、そんな話をしてくれるのが楽しい。

いよいよ今週末からはサッカーJリーグも開幕する。totoの予想も再開だ。

 

おっと、終わりのチャイムが鳴ったぜ。