totoを当てる日

サッカーくじtotoを当てて人生を変える話

読書

自習室にて

僕は今、自動車教習所の自習室にいる。 三方を衝立に囲まれた静かなスペースで、絲山秋子の「小松とうさちゃん」という本の中の「ネクトンについて考えても意味がない」というお話を読み終わったところだ。 こういう仕切られた空間というものは、最近よくあ…

秋は深まり

週末、妻の伯母さんの法事があった。 高三の娘が土日とも模試があり弁当もいると言うので、申し訳ないけれど妻だけ行ってもらって、僕は娘と留守番することにした。妻の実家までは車で4~5時間はかかるので、運転要員としても一緒に行ったほうがいいのだが…

梅雨があけたら夏休みです

この頃、休日の自転車が定着しつつある。 汗をかくのも体を動かすのも風を感じるのも気持ちがいい。そして何より夜がよく眠れるのがいい。 スマホに送られてくるネット記事の見出しで、「中高年における最高のリターンが得られる投資は、体力づくりである」…

日常に潜むぴっとん

《 ※今回の記事はお食事中の方(ご飯食べながらブログ読むことあるのか分かりませんけれども)は読まないほうがいいかも しれないっす 》 仕事場で。 カウンターの上に出して置いている書類やチラシの、その紙の縁が破れているというのだ。 「?」 どういう…

お名前伺ってもよろしいでしょうか?

角田光代の小説「タラント」を読んでいる。 今回も特に本のあらすじや感想を書くわけではない。 角田光代さん。 書店でも図書館でも、よくお名前は拝見する。 ドラマや映画の原作になっている作品もあるし、著作も多い。 ただ、名前を文字で見ることは多いが…

いくつもいくつもいくつもの週末

少し前に読んだ井上荒野のエッセイの中で軽く触れられていた、という理由で江國香織のエッセイ「いくつもの週末」を読んだ。 江國さんの小説は一時期(かなり以前だけど)よく読んでいたが、エッセイは初めてだと思う。 結婚2~3年目の時期に書かれたという…

時代

今日は朝から強い雨が降っていました。 時折、雷も鳴っています。 雷はどういうわけか割に好きなんですが、春の雷は夏の雷ほどワクワクしないなぁ。 あるいは単に今日の僕の気分が、少し沈んでいただけかもしれません。 いつもより暇だった仕事を終えて、い…

ベルン

吉田修一の旅のエッセイを読んでいるとスイスの首都ベルンを訪れた話があった。 「ベルン」の名を聞くと中学の時の地理の授業を思い出す。

深夜マボロシ

佐藤多佳子さん。「一瞬の風になれ」や「しゃべれどもしゃべれども」の著者の方だなーと思いながら、なんとなく手に取った本、「明るい夜に出かけて」を読み終わった。 逃げるように大学を休学してコンビニでバイトしながら一人暮らしを始めた主人公。そこで…

桜の森の

坂口安吾の短編「桜の森の満開の下」の冒頭は 「桜の下で陽気に騒ぐのは江戸時代からの話で、大昔は桜の花の下は人の近寄らない恐ろしい場所と思われていた」 というニュアンスの語りから始まります。 そして桜の森にまつわる「山賊の男」と「捕らえられた女…

秘法

少しずつ気分も落ちついてきたので、占いもできそうな気がしてきました。 何の話かは前々回の記事(ターバン、足りない)くらいから読んでいただければ分かります。(^^) タロット占いのやり方もいろいろ種類があって、「totoの予想」にはどれが合いそうか考…

ターバン

totoの予想は当たらない。 僕だけではない。みんな当たらないんだ。 DAZNの番組で「Jリーグプレビューショー」という、サッカー解説者・サッカーライター・予想AIが勝敗を予想する番組があるのだが、全然予想当たらないもんね。 僕より当たらない。 僕の感…