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サッカーくじtotoを当てて人生を変える話

Let's寝具ing!

僕はベッドではなく床に布団を敷いて寝ている。

仮にベッドで寝るとしてもマットレスではなく布団で寝たいと思う。だからもし使うなら畳ベッドかな。

 

僕は近年の「低反発」だの「高反発」だの「体重を分散」だのというウレタン等の枕やマットをあまり良いとは思っていない。使ったこともないのだけれど。

 

眠れなくて次々と枕を変えてみたり、いろんなマットを買ってみたりしている人に時々出会う。「最初はいいかなと思うんだけど、そのうちやっぱり合わない気がしてくるのよね。」なんて言っている。

たぶん枕や布団サイドの問題ではなく、その人サイドの問題で眠れないんじゃないかなと思う。

 

 

僕自身は寝具に大切なのは、「硬さや柔らかさ」、「体重分散」ではなく、「保温性」と「吸湿性」だと思っている。

 

だから吸湿性のないマットよりも、天然素材の綿の布団の方がいいのだ。

昔から敷布団に使われる素材として、綿(コットン・木綿)、羊毛(ウール)、真綿(シルク・蚕の繭から取る繊維、織ると絹)などがある。それぞれ植物性繊維や動物性繊維であり天然の素材だ。こういう素材は、保温性があり、また繊維が湿気を吸ったり吐いたりしてくれる調湿性がある。

真綿の布団は保温力、吸湿力とも最高らしいが、値段的に買いやすいのは綿だ。

 

ただこの頃「綿100%」の布団を買おうとしても意外に売っていない。

ホームセンターや家具量販店、布団量販店とかだと、「ポリエステル100%」もあるし、多くはタグロン(何かは知らんけど)の芯材を綿50%で包んであるものだったりする。

 

僕は個人経営のいわゆる「布団屋さん」で布団を打ってもらった。好きな柄を選んで、中に好きな種類の綿を、好きな分量入れて作ってもらう。

綿の種類と量で値段が変わるので、程よい厚みと料金とで妥協点をさぐった。

綿の種類や詰め方によって寝心地(フワフワ・硬め)や耐久性も変わるらしくいろいろ相談に乗ってくれる。

 

綿ふとんは干せるのもいい。吸った湿気を乾かす。干すと新しい頃の布団のフワフワ感が戻ってくる。

 

そうそう、化学繊維だと静電気を帯びやすいのでホコリを吸着しそうなのも嫌なところだ。

 

 

でも枕は普通のパイプ枕(ストローを切ったみたいなのが入ってるやつ)を使っている。

中身の量で枕の高さを調節したり、寝る姿勢によって当て方や形を変えられるのがいい。あと洗いやすいのがいい。枕カバーの上によだれ用のタオルを敷いて使っている。

 

掛け布団はやっぱり羽毛がいい。軽くて温かい。

 

下着とパジャマも綿100%で、夏場はガーゼ地、冬はネル素材だ。

風邪で熱があるときヒートテッ◯のパジャマから、木綿のガーゼ地パジャマに着替えたらすごく身体が楽だったことがある。それからなるべく綿100パジャマにしている。

 

 

あと寝る姿勢は積極的に「うつぶせ寝」を取り入れている。

あお向けでも横向きでもうつ伏せでも寝られるんだけど、四つ足から進化したセキツイ動物として「背中が上、お腹が下」、「背骨が上、内臓が下」の腹ばいの形のほうが自然な気がする。

 

夜、寝ている途中で目が覚めた時、口の中がカラカラだったりする。唾液が止まっているのは交感神経(昼間活動する時はたらく神経)優位のときだ。

そんな時は、ゴロリとうつ伏せになってみる。しだいに口の中に唾液が湧いてきて再び眠りに落ちる。副交感神経優位の証拠だ。

僕はうつ伏せの姿勢のほうが副交感神経がはたらいている、と実感する。そしてよだれ用のタオルがある安心感。よだれは副交感神経優位の証なので、これからも積極的に垂らしていきたい。

 

寝てしまえばあとは自由に寝返りをうつ。その姿勢がしんどくなったら楽な方へ自然に動く寝返り。寝返りができない状況で寝ると、朝、身体がしんどいと思う。

 

 

布団やベッドは「寝るため専用の場所」にするのがいいっていう話も聞く。

要するに、布団の中やベッドの上で、テレビを見たりスマホをいじったり音楽を聞いたりしないで、それらのことは違う場所でやって、「もう寝る」ってときに電気も消して音楽も消して、寝るためだけの布団に入るということ。

脳に「ここは寝る場所だ、ここに来たら眠るのだ」という習慣を認識させると、良い睡眠が得られるというのだ。たしかにそうかもしれない。

 

 

僕の心もそれなりに病んだ部分があるので不眠の感じになる時期もある。病んでるから眠れないのか、眠れないから病んでくるのか?

でもまあ基本的に身体は健康だし、いい睡眠がとれていると精神的にも調子がいい。

 

 

子どもの頃から布団は好きだ。「ふとん」て語感もいい。「お」をつけて「おふとん」もいい。なんか柔らかくてあったかい、包みこんでくれそうな布団にぴったりの響き。

 

・・・・・・終わろう。