totoを当てる日

サッカーくじtotoを当てて人生を変える話

お昼寝の時間

推しのチームはまた今日も勝てなかった。今シーズンなかなか勝てない。

 

totoの方はというと、サンフレッチェ広島がFC東京に負けてしまったようだ。

4パターン買っていたくじの全てで広島の勝ちを予想していた。

土曜の早い段階で一等当せんの夢が消えてしまったわけだ。

 

 

寝よう。昼寝しよう。なんだかとても眠いんだ・・・。

今週、雨の降った日以外は仕事が忙しく、けっこう疲れているのかもしれない。

 

 

昼寝大好き人間の僕だが、保育園のお昼寝の時間は眠らない子どもだった。

 

三年間通った保育園で、たった一日しか寝なかった、と自分では認識している。

 

小さい頃の記憶は結構あって、一番古い記憶は何か?とかは、はっきりしないけど、初めて保育園に行ったときの記憶はたしかにある。

 

ある日突然連れて行かれてびっくりしたこと。一緒に行った幼なじみの大ちゃんや何人かの他の子が、閉じられた門の柵にしがみついて泣き叫んでいたこと。子どもがいっぱいで何だか嫌な場所だと思ったこと。知らん女が両目をギューッと瞑る表情で威嚇してきたこと。(一度も同じクラスにはならなかったけど、そいつはその後3年間、僕の顔を見るたびに同じ顔をしてきた。時々はこそっと僕の腕に爪を立ててきた。)

 

そんな記憶。

 

妻なんかは小さい頃の話をしても、あまりにも何も憶えていなくて驚かされるのだけど(10才以前のことではっきりした記憶があるのは「ミカン箱に閉じ込められて出られなくなったこと」と、「流れるプールで潜ってる上にビニールボートが乗っかって来て出られなくなったこと」だけだと言う。そのせいで閉所恐怖症と水恐怖症になったらしい。)、僕は保育園時代からのことは断片的ではあるが、わりに憶えている。

 

 

 

お昼寝の時間は教室のカーテンを閉めて、電気を消して、布団を敷いて、寝っころがるのだけど僕は絶対に眠らなかった。

お昼ごはんの後からおやつの時間までなので2時間くらいはあったんじゃないかな。

起きてうろつくこともなく、周りの寝てる子をながめたり、空想の世界に浸ったりしながら毎日毎日その時間をやり過ごしていたと思う。

見回りの先生が近くに来たら目を瞑っていた。

 

一度見回りの先生が、「ゆうちゃんは先生が来たらギュッて目をつむるね。」と話しかけてきたことがある。薄目を開けると、真っ青なまぶたの先生が僕の顔を覗き込んでいた(そういうメイクが流行っていたみたい)。僕は再びギュッとつよく目を閉じた。

 

だから逆に一度だけウトウトと眠ってしまった日があったことも憶えている。

「あ、今日はうっかり寝てしまった・・・。」お昼寝布団をたたみ、おやつの準備をしながら、保育園児の僕はそう思ったのだ。

 

なんだろうね?何となく気を張って過ごしていた保育園児だったのかな。

 

 

 

もしも可能ならば、幼い頃のわが子らにいつもそうしていたように、あのころの僕の隣で、頭を撫ぜながら添い寝をしてやりたい。

そして、「だいじょうぶ。君は大人になったらお昼寝大好き人間になれるよ。」と教えてやりたい。

 

あと、幼き日の妻にミカン箱をかぶせて押さえつけてた奴らをポイポイ放り投げて、狭いミカン箱の中から、丸まった妻を救い出してあげたい。