サッカー「Jリーグ」の試合を生で観たことはありますか?
J1、J2、J3と三つのカテゴリーに分かれてはいますが、今やほとんどの地域に地元のJリーグクラブがあると思います。
僕が「サッカーを観る」というのも、この地元のクラブの試合が中心です。他の試合も観るけれど、毎週欠かさずに観るのは、地元の推しチームの試合です。
Jリーグの試合は、基本は土日のどちらかにあります。時々、祝日や、水曜の夜の試合が挟まることもあります。
GWのこの時期は外でサッカーを観戦するには良い時期だと思います。
暑くもなく、寒くもない。
太陽の光も、吹く風も気持ちがいい。
ピッチ(グラウンド)の芝生の緑も目に鮮やかです。
サッカースタジアムにはいろんな層のお客さんがいます。
チームのユニフォームを着て、太鼓に合わせて90分ずっと跳びはねながら歌って応援しているガチの人たち。
大きな旗を一生懸命振り続けている人たち。
サッカー大好き小僧たち。
かっこいい選手に夢中の人たち。
座って試合の内容をじっくり観ている人たち。
家族連れ、友達同士、デートで、一人で。
その日行われるイベント目当ての人もいるし、お祭り屋台のように立ち並ぶ「スタジアムグルメ」や、外で飲むビールが楽しみで来てる人も少なくはありません。
毎週行くうちにスタジアムで知り合いができることもよくあります。
子どもたちはロクに試合も見ずに遊んでることもあります。
でもゴールが入ったときだけはワーッと一緒に騒ぐ。
もちろん大人も騒ぎます。思わず両手を突き上げて立ち上がったり、隣の席の知らない人とハイタッチを交わしたり。
数あるエンタメの一つとして、スタジアムに行ってみると、サッカーに詳しくなくてもいろんな楽しみ方があって、意外と敷居は低いと思います。
チケットもチームによりますが、割に安い席もあります。特に子どもは割安のことが多いと思います。
いろんな種類の席があるので、席によっても楽しみ方も違ってくると思います。
「チャント」っていって応援の歌も一緒に歌うと、それもなかなか楽しいです。
メロディはすぐに覚えられるものが多いですし、歌詞は歌詞カード置いてくれてるところもあるし、検索すれば誰かが載せてくれてると思います。
歌ってると何故か熱い気持ちがこみ上げて来たり、涙ぐんでしまうこともあるんですよ。
メロディや、歌詞もいいのがある。
お気に入りのチャントは、日常でも自然と口ずさんでいることがあります。
地域のお祭りにみんなが参加したり、地元チームを応援したりする人が多いっていうのは、その町の文化的な豊かさを表してるんじゃないかな。
そこら辺のおばあちゃんや子どもまでもが、その町のサッカークラブについて、自分の言葉で何か語れる。
サッカーに限らずだけど、そういう「みんなで共有できる楽しみ」がある町って素敵だなぁと思うわけです。