totoを当てる日

サッカーくじtotoを当てて人生を変える話

アーーー

女子サッカーのワールドカップ

日本代表チームはトーナメント一回戦でノルウェーと対戦した。相手のスピードと高さのある攻撃から1失点はしたものの、3得点を挙げて順調に勝ち進んだ。

 

二回戦の相手は、女子サッカー界では長年に渡って王者のアメリカであろう、というのが大方の予想だったと思う。しかし、アメリカはスウェーデンとの一回戦、延長戦まで含む120分間で0‐0のドロー、その後のPK戦で破れてしまった。

僕はこの大会、二回戦のアメリカ戦が日本にとって一番の壁になりそうだと思っていたので、この結果をよかったと思う反面、物足りなさも感じる。

ただ、スウェーデンとは2年前の東京オリンピックのトーナメント一回戦で当たり、1‐3でやられてしまったという苦い記憶がある。

あの時とは監督もメンバーも変わっている。今のチームなら全然勝てそうな気がするが、それでも油断はできない相手だ。

 

試合は11日金曜日の夕方にNHKで中継されるそうだ。

祝日ではあるのだけれど僕は仕事中の時間だ。録画しておいて観ることにする。

 

 

その時に、できれば試合の結果を知らないままで録画を観たい。

どうなってしまうのか?

ハラハラしながら、ドキドキしながら、一喜一憂しながらサッカーは観たいのだ。試合結果を知ってしまうとどうしてもその楽しみが半減されてしまう。

「古本屋で推理小説を買ったら最初のページに犯人の名前が鉛筆で書き込まれていた」みたいなものだ。

 

しかし、今日び、この「試合の結果を知らずに」が意外と難しい。

twitter(え、X?)なんか開いてしまったら、すぐに結果が目に飛び込んでくる。何ならスマホを開いただけで、何故かいきなり観たいと思っている試合の結果が通知されて来たりする。特に何にも設定した覚えもないのに。

僕の普段のスマホの使い方から、「こんなん知りたいんと違います?」てな感じで試合の途中経過や結果を通知してくるのかもしれないけど、余計なお世話なのだ。もう一歩深読みして「この人は試合の結果だけを知りたい訳ではない」ということを理解していただきたい。

 

代表戦だとテレビやラジオのニュースも危険だ。7時のニュースのド頭にいきなり「さあ日本、劇的な勝利です!」などと言ってきたりするからだ。今、試合終わったとこだろ? こっちは今から帰って録画を観たいのよ!なんてことになる。

 

スマホもメディアも封印して急いで家に帰ったら、玄関を開けた瞬間に子どもが、「おかえり〜、日本勝ったね。」などと言ってきたりする。

「勝ったね。」ならまだしも、「負けたね。」だと、やっぱりちょっとそこから90分の試合を観る気は失せてしまう。

 

 

 

情報化社会の弊害だ。

ニュースを読まれる方も、試合が終わってからしばらくは、いきなり結果を言わずに

「サッカーW杯のニュースです。結果を聞きたくない方は耳を塞いでアーーーと言っててくださいね。じゃあ言いますよ。」くらいは言って欲しいと思う。